h.fujiwaraさんのヘッドホンアンプ基板

昨日、h.fujiwaraさんの配布するヘッドホンアンプSLIMの基板が届きました。
実は、我が家のヘッドホンはSTAX製なのでヘッドホンアンプは使いません。回路図を良く見たら、多少の定数を変えるだけで大出力のアンプになりそうなんで、試しに作ってみようとしています。
ヘッドホンアンプ用なので大出力は想定外かもしれませんが、抵抗値を多少変更し、耐圧の高いトランジスタを使えば100Wぐらいの出力が出るアンプが作れそうです。

なにせ、家のスピーカーはほぼ50年前に設計されたQuad ESL-57なんです。能率が低いし、ドライブは難しい。現状では金田式モドキのプリアンプに、窪田式モドキの0dBバッファを付けているだけです。パワーアンプの入力をオープンにすると盛大に発振してしまうような代物です。メーカー製のアンプもあるけど、ロクな音が出ない。

そこで、既製品の壊れたパワーアンプのケース・放熱器、電源だけ残して、中身を入れ替えることにしました。金田式のアンプを作ろうと思ったけど面倒くさいので、h.fujiwaraさんのヘッドホンアンプ基板を流用することにしました。もともと想定外の動作範囲で動かすので失敗する可能性も大きいんですが、まあ、とにかく挑戦してみます。