V-FET現行品

日本に住んでいたころに買った部品を細々と使い続けてきましたが、新しい入手ルートを探して調達できるようになりつつあります。
最近ゲットした風変わりな部品、なんとV-FET(SIT)の現行品をみつけました。
桑港の南、シリコンバレーにあるQSpeed(元Lovoltech)という会社のLU1014D、JFETとかいてありますが、特性や構造を見るとまごうことなきV-FETです。V-FETとの大きな違いは、ゲート電極とドレインがシリコンで埋まっている(SIT・V-FET)、溝になっている(Lovoltech)ということです。おそらく、SONYYamahaのV-FETとは微細化の度合いが違うのか、耐圧はたったの24Vなのは兎も角、オン抵抗は何とたったの6.5mΩです。Gmも信じがたいほど大きいようです(データシートにはかいていません)。
特性は、一見通常の飽和特性(5極管特性)に見えるのですが、グラフの単位を見ると、RD(rp?)は高々1Ωぐらいのようです。
`A級シングルアンプで有名なPASS Lab.のPassさんのホームページhttp://www.passdiy.com/default.htmではRdの低さが活かしにくいカスコードアンプとなっっています。

部品を入手したので、回路を設計している最中です。お知恵があったら拝借できればと思うのですが...